2025.06.16
社会のために日本ろう者サッカー協会に協賛活動報告4
2025/4/2(火)
サッカーの聖地、東京の国立競技場にて日本ろう者サッカー日本代表候補とクリアソン 新宿(UFL 2025年シーズン1位*4/2時点)とのエキシビジョンマッチが行われました!デフサッカー史上初となる国立競技場での試合、観客動員数は3,808人とこちらもまた今までにないたくさんの観客の中での試合となりました。

試合当日19:00キックオフ、観客席から見る国立競技場では選手たちが嬉しそうにプレーする一方、試合に挑む厳しい表情も見受けられました。デフサッカー日本代表チームがクレアソン新宿のゴールを攻めるたびに歓喜の声、逆に攻め込まれている時は悲鳴が上がる。一喜一憂しながらの聖地での観戦は、あっという間にゲーム終了。
試合は0-2と悔しくも敗戦。次はデフリンピック(2025年11月15日~26日)で各国代表との戦いが繰り広げられます。
より多くの人とともに応援に駆けつけたいと思いました。

〈弊社所属 堀井聡太より〉
『夢の国立競技場』
サッカー選手なら誰もが憧れる、国立競技場でデフサッカー日本代表初の開催。
JFL所属のクリアソン新宿とエキシビションマッチ。今まで対戦してきた中で、最もJリーグに近い相手となります。
結果は、0-2で敗戦しましたが、素晴らしい環境の中で試合ができたこと、
夢の舞台でたくさんの人に観ていただいたこと以上に幸せなことはないです。 心から感謝します。

今から約20年前に遡るとデフサッカーのユニホームは揃っておらず、練習場所も自分たちで探し、ボールが使えない高架下の公園でただ走るだけのトレーニングや中学校のグラウンドなど借りてトレーニングするといった環境でした。
ここまで積み重ねてくれた先輩方の努力が20年経った今、立派な国立競技場でプレーできる機会を作ってくれています。
そして、試合前の国歌斉唱で隣に立つ20年間デフサッカー日本代表を続けて来た主将が涙を流す姿、ずっと夢見続けてきたものが今ここにあります。
どれだけデフサッカー日本代表であることの責任と誇りを背負い続けてきたか、苦しい歳月を歩んできたものが伝わります。
また、ここまで積み重ねてくれた元代表選手からは
「今いる環境にベストを尽くしただけ!だから今の選手たちには今いる環境にベストを尽くしてほしい!」その言葉に感銘を受けました。
未来のデフサッカー日本代表を目指す選手たちや子供達に伝えていけるよう、私自身も背中で語れる選手になっていきたいと思います。
この日のことは一生忘れません。 心から本当にありがとうございました!

堀井選手の熱い思いとデフサッカーというあまり世に知られていない世界を少しでも知っていただけたらと願い、これからも微力ながらお力添え出来ればと思います。
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