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タイトル画像 暮松通信
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「ゼロをイチにする勇気」

20年ほど前、花屋さんとケーキ屋さんへの販路拡大を考えていました。
当時カタログ通販で業績を伸ばしていた大手企業の真似をしたくても、やり方がわかりません。
そんなとき、東京のDMコンサルタントさんに出会いました。
2時間20万円の相談料と東京・大阪の往復交通費は、
総勢10名ほどの零細企業にとってポンッと出せる額ではなく、社運を左右するほどの大出費です。
とはいえ、自分の知識やアイデアだけではどうにもならないと判断し、腹をくくってお願いしました。

発送にかかる費用は1軒約200円。NTTから購入したリストは3万軒分。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という言葉のとおり3万軒に発送したかったのですが、
弾の数(予算)に限りがありました。
やっとの思いで捻出した予算が6,000軒分の120万円だったのです。
弾を無駄にしないように丁寧に撃つしかありません。
でも、どうやって3万軒を6,000軒に絞ればよいのか…。
コンサルの先生は、弊社の商品に英語やフランス語などアルファベットを使った商品が多い点を挙げて、
「店名がカタカナやアルファベットの店」に絞るようにアドバイスしてくださったのです。
その通りにすると機械的に一気に8,000軒まで絞れました。
あとの2,000軒は目で見て削るしかありません。
空港バスや飛行機などの移動時間を使ってリストをチェックし、
チェーン店は本部にだけ送るといった工夫をしながら削りました。
6,000軒に絞れたときは、2,000軒分の40万円が儲かって、本当に嬉しかったです。
実際には「儲け」ではく、40万円の「節約」ですよね(笑)

結果、DMの反響率が非常に高く、思い切ってカタログ通販に舵を切る決心がつきました。
この話をすると、「絶妙のタイミングでDMコンサルタントさんに出会いましたね」と言われます。
当時から「歩く・見る・聞く」を心がけており、勉強会で偶然出会ったのです。
1を10に増やすのは難しいですが、ゼロからイチを生み出すのはもっと難しい。
あのときの勇気と決断が、いまの弊社を支えています。  
◆こぼれ話
東京ギフトショーにご来場のみなさん、ありがとうございました。
今回はハンガリーで買い付けた荷馬車やワイン樽、農場で使うミルク缶などを使ってブースを作りました。
こうしたヨーロッパの1点もののヴィンテージやアンティークを、店舗什器や装飾品として取り扱う
ヘッズスタイル」のサイトがオープンしました。
この事業もまさにゼロからイチの取り組みです。
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