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タイトル画像 暮松通信
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「長靴か、キティちゃんか」

入学・入社、年度替わりの異動・転勤など、春は、生活に変化が訪れやすい季節ですね。
人生を左右する転機となることもありそうです。
今回は、40年ほど前の春を振り返りました。

大学4回生になった私は、早い段階でアパレル企業から内定をもらったものの、
まだ単位が半分ほど残っていました。
もし卒業できなかったら迷惑をかけてしまう…。
そう考えて内定を辞退したのですが、追試、追試の末、運よくギリギリで卒業。
ところが、就職先がありません。
当時の私は、親戚が中央市場で営む、鮮魚の仲買い(卸売店)でアルバイトをしていました。
中学生のころから、およそ10年。
長靴をはいて慣れた手つきで包丁を握り、ウナギを開くまでになっていました。
大学卒業後の進路に悩みながら、「このまま市場で働こうか」と考えていたところ、
6つ年下の妹(中学生)が、新聞の切り抜きを持ってきたのです。
そこには、中途採用の求人広告が載っていました。
女の子だったら誰でも知っているサンリオという会社で、商品も「めっちゃ売れてるねん」という話です。
「キティちゃん」や「キキ&ララ」と聞いても、男の私はピンと来ませんでしたが、
応募したところ合格の報せが届いたのです。
進路の選択肢が増えて嬉しいはずなのに、悩みも増えました。
まさに、長靴か、キティちゃんか…。
悩み抜いた末、「新しい世界に飛び込んでみたい!」という気持ちが湧いて、サンリオに入社。
社会人としての第一歩を踏み出したのです。
その後、一度の転職を経て、一人で起業。
そのヘッズが、ここ数年で、ようやく「幸せ制作会社」として軌道に乗ってきました。
あのときキティちゃんを選んで本当に良かった。

一説によると、人は毎日9,000回もの選択を行っているそうです。
無意識に近いものから一大決心が必要なものまで9,000回も。
将来振り返ったときに、「あのときの選択は間違いではなかった」と思えるようになるには、
何をどう選んでもその選択を信じて進むしかないような気がします。
発行者コラム
知人に、「あのときキティちゃんを選んで本当に良かった」という話をしたところ、「もし長靴を選んでいたとしても、暮松さんだったら、絶対いまのヘッズさんのようにオモロイ会社を作っていたと思う」と言われました。
予想もしなかった嬉しい言葉に、「もしかしたら、水産業界でやれていたかも?」と、思わずニヤッとしてしまいました(笑)
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