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タイトル画像 暮松通信
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「未来型の視点で幸せに」

30年ほど前、私は、シャッター付きのガレージひとつで創業しました。
ガレージには電灯もトイレもなく、
日が暮れてから発送伝票を書くときには車のヘッドライトを照明代わりにし、
トイレを借りるためにスーパーで缶コーヒーを1本買うのにも懐具合を気にしていました。
大雨のときに水が流れこんできて、慌てて「すのこ」を買いに走ったこともあります。
数年経ってやっと人を雇えるようになり、30坪の物流倉庫を借りました。
その倉庫の片隅にあるトイレは和式で、
頭上前方のタンクから垂れ下がっているひもを引っ張って水を流すタイプ。
若い方には想像できないかもしれないですね。

実は、この夏、弊社の新社屋が完成しました。トイレに固執するわけではないのですが(笑)、
各フロアのトイレのデザインは私が担当しました。
売り上げには直接関係がなくても、社員にとって快適な空間にしたかったからです。
こんな風に働く人の気持ちを考えられるようになったのは、ここ10年ぐらいのことです。
それまでの私はお金軸で仕事をしていたので、人はどんどん辞め、
いまでは考えられないほど離職率が高かったのです。
そんな過去を反省しながら、新社屋の計画時にあらためて意識したのが「未来型」の視点でした。
未来型の社屋、未来型の組織、未来型の働き方、未来型の商品…。
社屋も、「新・旧」で区別すると、旧がとても古い過去のものに感じるので、
弊社では、「1st・2nd」と呼んでいます。

2ndには、未来型の視点で作った空間もいくつかあります。そのひとつが模擬店です。
ケーキ屋さん、花屋さん、雑貨屋さんをイメージした空間に、
弊社の新商品やラッピングをディスプレイしています。
カタログやWebサイトの画像だけではわかりにくい質感、
ラッピングのコツなども手に取って確認していただけますので、機会があればぜひお立ち寄りください。
ケーキ屋さんの模擬店には、ケーキの業務用ショーケースも設置しています。
並んでいるのは、タオルケーキですけどね(笑)
発行者コラム
私ができるのは2ndまで。その先の未来、3rd、4th、5th…は、社員に「任せたよ!」と言っています。
離職率が高かったころは、目先のお金ばかりが気になって、未来を任せるという発想はなかったです。
「幸せ制作会社」として社員の幸せを考えるようになって、結局、私自身がとても幸せになりました。
今日、職場のトイレに花を一輪飾ってみませんか。
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